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UPS導入事例 福井大学医学部附属病院様

「FNFシリーズ」の導入により、医療情報ネットワークシステムを集中バックアップ

情報技術を駆使して高度先端医療を実現

福井大学医学部付属病院様

福井大学医学部付属病院様

山下芳範氏

医療情報部
総合情報処理センター
副部長/副センター長/助教授
山下 芳範 氏

福井大学医学部付属病院は、福井県内唯一の特定機能病院として、「最高・最新の医療と安心と信頼の元で」との基本理念に基づき、世界水準の高度先端医療の開発・実践と、地域医療の中枢的機能の確立を目指し、先進医療と医療安全への取り組みを行っています。
同病院は、"安全で質の高い医療"を提供するために、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を、国立大学病院では2番目に認証取得し、全国紙による安全重視の病院ランキングにおいて、国立大学病院第1位の評価を受けています。(同病院ホームページ病院長あいさつより引用)
また、日本の医療費は海外に比べて安く、投資が十分でないため、医療システム分野でのIT化の取り組みは遅れていると言われる中で、同病院では20年も前に、セキュリティと信頼性を特長とした分散型の情報ネットワークシステムを自主開発し、1990年には医療情報システムの一環として、電子カルテの導入を開始し、診療録の電子化、情報の共有化によって、適切、安全な医療を実現しました。
同病院で情報インフラの整備を行っている、医療情報部 総合情報処理センター 副部長 副センター長 助教授 山下芳範氏は、電子カルテシステムの導入の背景を次のように話しています。「同病院の基本理念である、最高・最新の医療を安心と信頼の元で行うには情報の裏付けが重要。フレッシュで、正確で、すぐに取り出せる情報を、いつでも、どこでも、誰でも使えるようにと考えたら、紙を使わなくなりました。」

医療情報化インフラを支えるUPS

この電子カルテシステムの運用に重要な役割を果たしているのがUPS(交流無停電電源装置)です。「最新・最高の医療の裏付けとなる情報を集め(電子カルテ化)、使い始めたらネットワーク機器やコンピュータ端末を止められなくなった。」「また、北陸は雷の多発地帯であり停電が頻繁に発生します。瞬停や電圧低下などの影響も含めるとUPSの動作件数は月に15件もある。」(山下助教授)
UPSとは、バッテリなどに蓄えられた電気エネルギーを使って、負荷機器へ途切れることなく、一定の時間、交流の電力を送ることを目的とした電源装置です。電源トラブルの影響により院内のネットワークやコンピュータ端末が停止すると、データ喪失や診療・業務が中断されてしまうことから、UPSは同病院の電子カルテ、医療システムの安定稼動に欠かせない存在となっています。
初期段階において同病院では、電子カルテ用の端末ごとに小容量常時商用給電方式UPS、また用途によって常時インバータ給電方式UPS「BIROS−mini FNXシリーズ」「BIROS−miniFNDUシリーズ」「BIROS−mini FNGシリーズ」を順次導入しました。
約10年に亘る継続納入について「ラインナップが豊富であること、コストパフォーマンスの高さ、バッテリ性能の高さという点において高く評価している。」と、山下助教授はジーエス・ユアサ製UPS採用の決め手を話しています。
ジーエス・ユアサ パワーエレクトロニクスは80年を超える歴史で培った蓄電池の技術を生かし、高性能、高品質、高信頼性のあるUPSを提供し、情報化社会を支えています。

BIROS−mini FNFの導入によりUPSのメンテナンスが向上

FNFシリーズ

病院内ネットワークシステムを
バックアップする
「BIROS-mini FNFシリーズ」

「病院内のネットワークシステムの維持管理は非常に重要な項目であるにもかかわらず、そのために割くことの出来る人的コストは限られているのが現状です。従ってUPSにおいては保守部品であるバッテリの交換が行き届かず、バッテリ寿命に起因したトラブルが発生したことがありました。」(山下助教授)
そこで、昨年2006年には「BIROS−mini FNFシリーズ」を導入し、それまで分散していたUPSをフロアごとに集約させ、ネットワーク経由での監視を行い、維持管理面での煩雑さを軽減しました。
新たに導入した「BIROS−mini FNFシリーズ」は、自己診断機能を備えており、UPSの動作状況とバッテリの劣化・寿命を月1回診断します。また、内部の構造がモジュールで設計されており、バッテリ交換の保守作業を容易に行うことが出来ます。また、保守のためのメンテナンスバイパス回路を標準で装備しているので、コンピュータシステムなどの負荷を停止することなくバッテリ交換が可能です。さらに、ネットワークインターフェースを標準装備。HTTP、SNMPに対応しているため、一般のブラウザ、及びSNMPマネージャーからのUPS監視が可能です。5kVAから20kVAまでの幅広い容量と、入力電圧100V、200V(単相3線)の2種をラインアップ*し、設置環境に柔軟に対応します。
*20kVAは入力電圧単相3線200Vのみ

今後の取り組み

政府は、2006年1月に「IT新改革戦略」を発表し、「IT による医療の構造改革」では、2011年度までのレセプト(診療報酬明細書)完全オンライン化や、電子カルテ等の医療情報化インフラの整備を目標の一つとしました。
「現在はチーム医療が主流。医療システムのIT化により、医療スタッフ、後方支援スタッフ間での情報のシェアリングとクローズアップ化が可能になったことで、診療のアプローチが大きくかわります。」(山下助教授)と、IT化が高度先端医療に与えるインパクトを強調しています。
今後、同病院では、地域及び国内外の医療機関との医療ネットワークや、情報機器を用いた安全管理支援システムの構築に取り組む予定となっており、世界水準の高度先端医療の実践と、地域医療の中枢的機能の確立へ向けた基盤づくりは着々と進んでいます。それに伴い、ネットワーク機器やサーバ、ストレージ、コンピュータ端末等、院内情報ネットワークシステムの安定稼動確保のために、UPSの導入は一層不可欠なものとなっています。
これからも、ジーエス・ユアサ パワーエレクトロニクスは卓越した技術と経験で、高性能・高品質なUPSとサービスを提供し、電源のトータルソリューションをお届けいたします。

システム構成図

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